神代植物公園「スミレ展」
意外にもスミレ愛好家は男性が多く、
小さなスミレを見に集まったスミレ愛好家同士の
渋く、微笑ましい会話が聞こえてくる。
そんな中、
かがんで外国種のオドラータを撮影していると
「このスミレは下を向いて咲くから、その撮り方が正解だよ。」
と話しかけられました。
オドラータはニオイスミレのこと。
スミレの香りは大きく3種類に分けられますが、
いわゆる「スミレの香り」と言うものは、
地方によってイメージが違うそうです。
イギリスの南の方では、青臭さがあって「スミレの香り」だそう。
他にも香水のお話や、
種まで探して下さったその方は
スミレ先生こと、日本すみれ研究会の田淵先生だと分かったのは
会場を後にしてからのこと。
先生の優雅な語りを聞いて、ますますオドラータに興味を持った私は
種を3種類、苗を2つ、大事に持って帰りました。